洋酒樽の歴史は3000年にも及び，成熟しきった技術だとお思いかもしれません。しかしこの樽の世界，実に奥深く滋味豊かなのです！30年物のウイスキーはとても手が出せる代物ではありませんが，こちとらそんなもの歯牙にもかけない3000年物ですよ。

とにかく，虚心坦懐に紆余曲折を突き進んできた結果，私たちは洋酒樽に森林の未来を見ました。100年後に生きる森を夢見て枝葉をかき分け見つけた語り草を，ともに面白がっていただけないでしょうか？

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なんと，このプロジェクトを率いている小島は大学進学を機に北海道を移り住んだ普通の北大生。とにかく森林が好きで，日本の豊かな森林資源を次世代へ継いでいきたいという一心でいろんな方々と関わるうちに，洋酒樽という一見突飛な世界に片足をつっこんでいました。

現在洋酒樽を専門に作るメーカーは国内に1社しかありません。（北海道にはゼロ）だからこそ，この広大なブルーオーシャンに いの一番に漕ぎ出して，海賊王になろうというわけです！

小島は貪欲ですよ。海賊王になった暁には，ありとあらゆる森林資源をわがものとし，持続可能な森林循環のシステムを構築してやろうなんて考えてるんですから。

一介の学生にそんなことできるの？と眉をひそめるにはまだ早い。小島のいる北海道大学は，国内でも傑出して林業や農業の知見大集積地です。大学発ベンチャーとして船出する私たちは，各所との協力関係をまさに築いている最中です。（個性豊かなMICHITALメンバー，錚々たる協力者の方々については，またの機会にご紹介します！）

私たちがまだ何者でもないからこそ，「樽を工芸品から工業製品へ」という旗印のもとに北海道の総力を結集させることができる余地があるのです！

この場を借りて，産学官の多分野にわたり，何の実績もない私たちをその広大な肩に乗せてくださった巨人の皆様に心より感謝を申し上げ，これからもお引き立てを賜りますよう何卒お願い申し上げます。

このページを最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。MICHITALに少しでも興味をもっていただけたならとてもうれしいです。ぜひ，下のボタンからニュースレターの登録をお願いいたします。皆様とのご縁をチーム一同，楽しみにしております。

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